2019.03.20

タクシーを呼ぶときにかかる「迎車料金」って何?タクシー料金の仕組みを理解しよう

迎車料金に予約料金と、タクシーの料金体系はやや複雑で、特に普段あまりタクシーに乗らない方にとっては、タクシーに対してハードルの高い印象を抱いてしまう理由の1つかもしれません。

今回はタクシーの運賃以外の料金について、迎車料金を中心に解説します。

迎車料金は電話でもアプリでもかかる

迎車(げいしゃ)料金は、文字通りタクシーが手配した人の元へお迎えにいく際にかかる料金で、正確には「迎車回送料金」と言います。

降車時に、実際のメーター運賃に加算される形で請求されます。この迎車料金を理解していないと、メーターを見ながら最終的な運賃をある程度予想していたのに、降車時にいきなり数百円上がってびっくり、ということになりかねないので、しっかり理解しておきましょう。

迎車料金がかからない場合も

日本全国全てのタクシー会社が迎車料金を採用しているわけではなく、中には迎車料金がかからない会社もあります。また、迎車料金を採用していても会社ごとに金額が設定されているため、410円の会社もあれば100円の会社もあり、その金額は様々です。

その背景としては、タクシーの使われ方に地域差があることが影響しています。一口にタクシーと言っても、都心部のように流し(※1)が主流の地域もあれば、地方のように無線配車が主流の地域もあります。後者のような場合、迎車料金を採用しない傾向が高いと言えるでしょう。

※1…道路を走行しながら乗客を探す営業スタイル。

実は多い「スリップ制」を採用

迎車料金に「スリップ制」と呼ばれる制度を採用しているタクシー会社も少なくありません。

「スリップ制」とは、固定の迎車料金とは異なり、迎車距離に応じたメーター運賃が迎車料金として徴収される制度で、配車されて迎車に向かうタイミングからメーターを回し始めます。通常、迎車中にメーターでカウントされる距離は1kmや2kmの上限があります。

1kmを上限とするスリップ制の場合は、1km以上の迎車距離があったとしても、迎車中にそれ以上メーターが回ることはありません。

なお、スリップ制の場合、迎車中の走行距離は初乗りにカウントされるため、たとえば初乗り2kmで、迎車距離が800mだった場合、乗車したタイミングで残りの初乗り距離は1.2kmとなり、乗車してから1.2km経過するとメーターが上がり始めます。

また、迎車中の初乗り距離のカウントについてもスリップ制の上限を限度とするため、1kmのスリップ制のタクシーが1km以上の迎車距離を走行しても、それ以上初乗り距離を迎車中に消費することはありません。

待機させた場合には待機料金が

配車したタクシーを待機させてしまった場合、待機料金が発生することがあるため、注意が必要です。

通常、タクシーが迎車で到着してから5分(中には10分の場合も)以上経過すると、その時点からメーターを入れることが多く、その待機時間は会社ごとに規定されています。

タクシーは走行した距離に応じてのみ運賃が加算されると思われがちですが、普通のタクシーは時間距離併用運賃を採用しており、距離だけでなく、ある一定速度以下の場合には時間に応じてもメーターが回るようになっています。

そのため、迎車タクシーを長く待たせすぎてしまいメーターが回ると、時間に応じてメーターが加算されていくことになります。

時間に応じて加算される時間距離併用運賃は、距離制運賃同様に地域ごとに規定されており、1分30秒ごとに80円(東京)が加算される地域もあれば、2分5秒ごとに90円(青森)が加算される地域もあります。

コラム

プッシュ通知で待機料金発生を防止

「JapanTaxi」アプリから配車したタクシーは、現在どこを走行しているかを地図上を走るタクシーのアイコンイラストの位置で確認することができます。さらに、乗車地点に近づくとプッシュ通知が届くようになっているため、そのプッシュ通知を受け取るのを目安に待ち合わせ場所に向かうと時間のロスも遅刻もなくなるでしょう。

予約手配をする場合は予約料金がかかる場合も

1時間後や翌朝など、事前に時間を指定してタクシーを手配する場合、「予約料金(正式には時間指定配車料金)」がかかります。この配車料金についてもタクシー会社ごとに設定しているため、かからない場合もあります。また、神奈川県の一部タクシー会社では午前4時から8時の予約配車のみ410円の早朝予約料金がかかる、というように限定的に採用しているケースもあります。

もちろん予約であっても、タクシーがお迎えに行くことに変わりはないため、予約の場合は、最大で運賃+迎車料金+予約料金がかかることになります。(「JapanTaxi」アプリで予約配車を行なう場合は予約料金はかかりません。)

コラム

料金の確認は「JapapnTaxi」アプリをぜひ活用して

「JapanTaxi」アプリでは、タクシーを手配する場合に迎車料金(予約注文の場合は予約料金も)がいくらかかるのかをアプリ上で確認することができます。地域・会社によって様々な制度で運用されている複雑な料金体系は、ぜひ「JapanTaxi」アプリを活用してマスターしてくださいね。

タクシー乗車時にかかる可能性があるその他の料金

その他、地域やタクシー会社ごとに採用の有無や条件が異なりますが、下記のような追加料金が発生する場合や運賃が割増となる場合もあります。

  • 深夜早朝割増:対象となる時間帯は地域差がありますが、多くの場合22時〜翌5時の間に乗車をすると運賃が2割増となります。メーター運賃が1.2倍となるわけではなく、初乗り距離や加算距離が2割短くなるため、日中乗車したときよりもメーターが回るスピードが早くなり、結果的に運賃が割増となります。

  • 冬季割増:都心部ではあまり聞きなれないものですが、降雪地域などで採用されていることの多いのが冬季割増。地域によって前後しますが、基本的には12月〜3月ごろまでを冬季割増の対象としており、運賃が2割増となります。

  • 車種指定料金:会社によっては、ミニバンなどの大型車種のタクシーを指定して配車した場合、車種指定による料金が発生することがあります。

反対に、一定の条件下では運賃が割引になる制度があります。

  • 長距離割引: 運賃が9000円を超えた場合は1割引となります。(地域によって異なります。)

  • 障害者割引:身体障害者の方を対象としている割引制度で、乗車の際に身障者手帳を提示することで、運賃が1割引となります。

無料ダウンロードはこちら

国内No.1タクシーアプリを今すぐ体験。

※ App Annie調べ:タクシー配車関連アプリにおける、日本国内ダウンロード数(iOS/Google Play合算値)調査期間:2018年4月1日~2019年3月31日